スクーリング=講習会
愛玩動物飼養管理士(あいがんどうぶつしようかんりし)では、講習会のことを「スクーリング」と呼んでいます。
スクーリングと聞いて、
なんかすごいことやるの?実習とかあるの??
とものすごくスケールの大きいイメージを持っていた私。。。
ですが、ほかの資格と同じように、座学で講義を受けるという内容でした。
スクーリングは受験資格の柱の一つ
ちなみに、スクーリングは休んだり回避することは到底できません。
というのも、愛玩動物飼養管理士の受験資格を得るには、
- スクーリングの受講
- 課題の提出
この二つのクリアが必要だからです。
スクーリングを欠席すれば、認定試験の受験資格をコンプリートできなくなくなります。
むちゃくちゃ大事なので、スケジュールをしっかり空けてフル参戦しましょう!
スクーリングは年に何回も開催しているわけではありません
東京・大阪・名古屋・札幌・仙台では2回日程があるけど、基本的に1日しか日程がないわ
後がないからしっかり予定を組もうね
※試験はスクーリング(講習会)と別日程です
愛玩動物飼養管理士2級の試験を受けてきました。試験会場の雰囲気や当日の流れ、絶対に気をつけたい注意点をまとめています。試験問題の傾向や効率的な勉強法もわかりました。独学で合格したい人と好相性なので、試験問題対策の参考にしてもらえると嬉しいです!
当日のスケジュール
- 1時限(10:15~10:35)愛玩動物飼養管理士の社会活動
- 2時限(10:35~11:25)動物愛護論Ⅰ・人と動物の関係学
- ~10分休憩~
- 3時限(11:35~12:55)動物関係法令概説
- ~お昼休憩(50分)~
- 4時限(13:45~14:45)動物の飼養管理(総論、犬と猫の飼養管理)
- ~10分休憩~
- 5時限(14:55~15:45)動物のしつけ
- ~10分休憩~
- 6時限(15:55~16:45)動物の飼養管理(その他哺乳類・鳥類・爬虫類の飼養管理)
「講習会→最後に試験」という1日完結型の資格も多いですが、愛玩動物飼養管理士ではスクーリングだけで1日、試験だけで1日と日程がわかれています。
スクーリング当日の雰囲気、気づいたことをレポートしていきますね!
遅刻厳禁!講義の度に鬼の出欠確認
私は2018年6月24日のスクーリングに参加しました!
特別な受付はありませんでした。
会場へ行ったら、あらかじめ決まっている座席番号の席へ直行です。
あれ?スクーリングは受験資格にかかわってくるのに、出欠はとらなくていいのかな…?
と思っていたら…
なんと、スタッフさんが各講義ごとに着席しているかを確認して回っていました。
「ということは、一コマでも欠けたら受験資格得られないってこと?」と気づいた人は鋭くて、「最初と最後の講義だけ出てれば全部出席したことになるのでは?」というズルは通用しません。
「最初から最後まですべて講義を受けているかどうか」を徹底的にチェックしているようです。
遅刻・早退はもちろん、「一コマくらいサボってもバレないっしょ!」という人はアウトで、一つももれなく受講しきることが条件になりそうです。
(体調不良のようなやむを得ない事情の相談くらいは乗ってくれると思いますが…)
ほんの2、3分遅れるだけでも危険だよ
なんたって各講義ごとに出欠を確認しているんだから…
協会側も「講義を全部受けないと受験資格ありません」としきりに言うので、スクーリングの出欠にはかなり強いこだわりをもっているようです
ただ、顔写真はないので、どうやって本人と確認しているのかは定かではないです(汗
「誰かが座っていればいいのか?!」とも思いましたが、相手はきっと出欠確認のプロ。
途中で替え玉したら、きっと気づくんでしょうね…。
朝はもちろん、休み時間後も「1秒も遅れまい!!」という心構えで過ごすのが得策です。
参加者は女性が多め
参加者は、女性の方が多かったです。
ですが、男性もぼちぼちいました。
男性は2割強くらいの印象です
女性率が高くなりやすいペット関係の資格のわりには、男性参加者が多かったのかなと思いました。
年齢層は幅広く、お姉ちゃん・お兄ちゃんからおじいちゃん・おばあちゃんまで様々でした。
ぎゅーぎゅー詰めで肩がカチコチ
ちょっと息苦しかったのが、席がぎゅーぎゅー詰めだったこと。
3人掛けの机に3人で座るので、隣の人とピッタリこんにちはでした
受講者殺到でそうせざるを得なかったのかもしれませんが、大人が集まって講義を受けるので、席はもうちょっとゆとりがほしかったなぁというのが本音です。。。
座席は指定されているから自分で選べないんだ…
3人掛けなら、真ん中をあけてせめて2人で使うとかにしてほしかったわね…
外食しない限りお昼もそこで食べるので、なかなか窮屈でした
当日の服装とおすすめの持ち物
スクーリングは普段着の人ばかりです。
私が知る限り「これから面接に行くんですか?」みたいなスーツやオフィスカジュアルの人はいなかったです
みんなラフな格好で参加していたわ
うり姉も私服で行ったよ
一つ言っておきたいのは、夏のスクーリングに参加する場合は、羽織るものを持っていくのがおすすめということ。
その日の天候も関係しますが、私が参加したときは「羽織る物があった方がいい!」と思いました。
私が参加したスクーリングは、6月24日。
最初は蒸し暑かったのですが(汗をふいたりあおぐ人多数)、途中から「ちょっと寒い?」くらい冷房がかかりました。
どちらかというと暑がりな私。ふだん温度調整するような上着を一切もち歩きませんが、羽織るものが恋しくなるような寒暖の差でした
温度調節が難しい時期というのも関係していると思うので、6月のスクーリングに参加する人、特にクーラーが苦手な人は、羽織るものを用意しておくのがおすすめです。
ただ、座席によってはクーラーが届きにくい場所もありました。
暑がりな人は、半袖着用+羽織るものを持っていけばバッチリです。
人がみっちり座っていることもあって、密集する真ん中のエリアの人はいつまでも暑そうだったわ…
講義の進め方
講義は、スクーリング用の資料を読み進めていきます。
テキストの出番はほとんどなく、講義のメモも資料に直接書き込んでいきました。
ぶっちゃけ、スクーリング用の資料と書くものさえあれば乗り切れる感じです
とは言っても、いつ「テキスト開いてくださぁーい」と言われるかわからないので、当日は机上にテキストを置いたまま受講しましたが…
テキスト大きいから場所とる~~~
隣の人の邪魔にならないように最小限のスペースでやりくりしたから、肩カッチカチよ…
この状態で丸1日講習会はきついよ…
テキストの大きさも考えたら、よけいに席にゆとりがほしいと思いました。。。
講師の人によったらテキストを使うかもしれませんが(一応持ち物には入っているので)、出番がなさそうならカバンにしまって資料だけのスタイルが快適だと思いました
ちなみに、講師は資料をつくった人とは限らないです。
なので、資料で重要と言っていることが必ずしも重要とは限らず、先生によってバラつきが生じる場合もあります。
「なんでこんなことを書いたんだろう?」とツッコミを入れながら講義する先生もいました
当日は「最新情報をゲットする!」という気持ちで、先生の説明に耳を傾けよう!