ペット栄養管理士養成講習会に参加しました
2018年9月1日(土)・2日(日)、第39回(C教程)の講習会に参加しました。
2日間に渡って開催された講習会。
当日の雰囲気や感想をレポートしていきます!
講習会1日目の様子
講習会1日目のスケジュールは、こんな感じでした。
- 10:30~ 受付開始
- 11:35~11:50 開会挨拶、事務連絡
- 11:50~12:40 ビタミン
- 12:45~13:45 昼食休憩(1時間)
- 13:45~14:35 イヌのライフステージと栄養
- 14:55~15:45 糖尿病動物の栄養管理
- 16:05~16:55 がん患者に対する栄養学的アプローチ法
各講義の最後に、別枠で5分間の質疑応答タイムがあります
講習会の会場は、日本獣医生命科学大学。
東京都武蔵野市にある大学です。
最寄駅はJR中央線・武蔵境駅。
駅前はイトーヨーカドーなど大型施設がズラリと並んでいます。
お昼ご飯を現地で買おうと思っている人にもやさしいね
私はイトーヨーカドー内で食べました!
会場の様子
トコトコ歩いて大学構内に入ると、牛さんのオブジェ?がお出迎えしてくれます。
会場の教室があるB棟は入り口から距離があるので、傘が必須です!
敷地内や校舎は、とっても広々。
休憩できそうなスペースがたくさんあるので、お昼ご飯を持参する人もどこかしらでリフレッシュできそうです
教室へ向かう途中、荷物預かりロッカーという存在が。
遠方から受講しに来る人も多いのかしら。用意周到だわ
廊下ではいろんな書籍が販売されていたよ。試験の過去問か練習問題みたいなものも売ってた!
初日の受付でもらえるテキスト
講習会に初めて参加する人は、初日の受付時にこんなテキストをもらえます。
その名も、『ペット栄養管理学テキストブック』!
かなり分厚くて、全部で397ページあります。
専門的な情報がどっさり!これを入手できるだけでも嬉しいですね
座席はちょっと窮屈
教室に入ると、200人ちょっとのスペースが。
3人掛けの席をフルで使うので、ぎゅーぎゅーでちょっと窮屈です。。
写真は全員集合前なので余裕があるように見えますが、座席表の通り3人掛けの席を3人で使います(汗
大学で教室がたくさんあるんだから、もう少し座席を解放してくれてもいいのに…と思いました
真ん中の席にあたってしまった人はもちろん(座席は指定されています)、テキストがムチャクチャ大きいので、端っこの人もかなり気をつかいます。。。
A4サイズのテキストが2冊。なかなか場所をとるわ…
私は右端の席でしたが、隣の人がどーーんとテキストを広げて過ごす人だったので、結構ツラかったです
2日間同じ席だからね。お互い快適に過ごせるといいよね
参加者は9割女性
受講生の男女比率は、圧倒的に女性の割合が高かったです。
9割は女性、感覚的には95%女性なんじゃないか?!というくらい、女性の参加者が多かったですよ
年齢層は、10代後半の若い人からおばさままで幅広く、割合としては半々くらいの印象です。
専門学生さん、自身でペット関係のお仕事をされている中年の方など様々でした
それと、私のときは冷房が効いていて、ちょっと肌寒かったです。
午後はちょっと落ち着きましたが、女性の人は上着やカーディガンがあると安心かもしれません。
講習会の進め方が独特
ペット栄養管理士養成講習会には、講師以外にかなりしっかりした司会進行役がいます(驚
いろんなペット関連の資格の講習会に出ましたが、ここまできっちりした司会の人がいるのは初めてです
単純に進行や質疑応答の舵をとるならわかるのですが、講義で先生が変わるたびに「夏の思い出」を聞きます。
講習会の恒例らしく、今回は9月だったので「夏の思い出」、1月の講習会なら「秋の思い出」、6月の講習会なら「春の思い出」を聞いてから、講義を開始するのだとか。
司会「先生、今年の夏の思い出は何ですか?」
と聞かれ、「私の夏の思い出は~」と答える先生もいれば、「いや、時間がないからもう講義に入ります」という先生も。
実際、講義の内容に対して講義時間が全然足りていないくらいだったようです
「思い出話なんてしてる余裕ないよ!」っていう空気も感じたわ、、、
講義は50分ずつ、間に15分の休憩時間があります。
休憩時間に先生に質問しに行く人も。結構な人数で、ミニ行列ができたりもしましたよ
毎回休憩をはさむので、カツカツせず受講できるというのが利点です。
ですが、スケジュールを見直したほうがいいのでは?というのが実際に参加してみての感想(汗
解説の分量に対して講義時間が短いらしく、どの先生も一生懸命でめちゃくちゃ大変そうなんです。。。
急ぐから早口にもなるし、汗もかきます。
ハンカチが手放せない忙しさ!気の毒になるくらいです…
思い出の質問はいらないし、休憩時間の頻度をもう少し減らしてもいいと思います。
もっと先生の講義時間を増やしてほしいわ!
ここだけの話、無駄な時間が多い印象でした…。皆さん遊びで来てるわけじゃないので、ガツガツ講義をやっていいと思います
それと、こんなアンケートも配られました。
講習会2日目の様子
2日目は、受付せずそのまま教室に入れました。
2日目のスケジュールは、こんな感じです。
- 9:00~9:50 三大栄養素とその役割(機能編)
- 10:10~11:00 尿石症の食事療法
- 11:20~12:10 イヌとネコの食性・採食パターン・嗜好摂食量および飲水量
- 12:15~13:15 昼食休憩(1時間)
- 13:15~14:05 慢性心臓病の食事療法
- 14:25~15:15 ペットフードに関わる諸法令とペットフードの表示
- 15:35~16:25 ペットフードの種類と加工
- 16:30~17:00 閉会挨拶、修了証書授与、試験の説明
2日目の方がスタートがだいぶ早いです
夏の思い出を拒否し出す先生も
講習会2日目も、初日同様の進行でした。
各講義の冒頭で「夏の思い出はなんですか?」と司会の人が聞きます。
ですが、「早く始めていいですか?時間が限られてるんで」とすぐ講義に入る先生も。
やっぱりこの質問いらないよなぁ…
「講義で説明すること盛りだくさんなんですよ、空気読んで~」みたいな先生も少なくないのですが、この思い出話の質問はぶれないようです(汗
最後も「秋の思い出を聞くのも楽しみにしています」と言ってしめていました…
参加者との会話
2日目は、近くに座っていた受講生さんとお話をしました。
動物看護士さんで、自営業で介護もされているとか。
とても優しく、動物のことを真剣に考えている方でした。
その方は今日が最後の教程だったそうで、「やっと試験が受けられる…」と試験までの道のりの長さを嘆いていました。
ペット栄養管理士の試験は、A教程・B教程・C教程、3つの講習会を受けてはじめて受験資格が得られるよ
その方いわく、A教程・B教程に比べてC教程は人数が少ない印象だそうです。
前は隣の教室も使っていて、リアルとそれを配信する教室の2部屋があったんだとか。
私は今回が初めての教程だったので、先輩の話が聞けてタメになりました
試験、無事に合格してほしいです…!
修了証書がもらえます
講習会2日目の最後に、講習会を修了した証になる修了証書がもらえます。
これを3枚集めて試験を受けるんだ
講習会全参加以外にも受験資格を得る方法はあるけど、一番ポピュラーなのは多分このルートね
驚いたのは、修了証書は一人ずつ配られたり手渡しするわけではなく、横回しだったこと。
小学校で前の人から一枚ずつプリントをとって回していく、あの感じです。
大事なものなのに、そんな扱いー?!
ちょっと驚きでした(笑
最後に閉会挨拶・修了証書授与・試験の説明をする時間として30分の枠がありますが、10分経たずして終了。
初日はしっかり開会の挨拶をしていましたが、閉会の挨拶はなく、試験の案内もサラリとして終わりました。
最後はあっけなかったな…
そんなこんなで、2日間の講習会が終わりました。
講習会終了後の会場の様子
ペット栄養管理士の概要の解説です。どんなことが学べるのか、講習会の様子、試験を受けるまでの日程、テキストや勉強方法などを写真つきでブログにまとめています。受験資格を得るには3つの講習会への参加が鍵になるので、日程を確認しながら申し込むのが得策です。